「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」(出所:SBエナジー)
「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」(出所:SBエナジー)
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 ソフトバンクグループで再生可能エネルギー事業などを行うSBエナジー(東京都港区)は1月21日、三井物産と共同で設立した特定目的会社(SPC)「鳥取米子ソーラーパーク」を通じて2014年2月1日からメガソーラー(大規模太陽光発電所)「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」の営業運転を開始すると、発表した。

 「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」は、鳥取県、米子市、鳥取県住宅供給公社が所有する鳥取県米子市崎津地区内の約53万2000m2の土地において、出力規模が約42.9MW、年間発電電力量は一般家庭約1万2000世帯分の年間電力消費量に相当する約4527万8000kWhを見込む。本州では最大級のメガソーラーとなる。

 同メガソーラーには、付随施設として「とっとり自然環境館」を設置し、環境NPO(非営利組織)の活動や、県内の新エネルギー設備を紹介している。同メガソーラーが面している中海は、NPO法人中海再生プロジェクトなどが環境保全活動に取り組むなど、周辺地域では市民による環境活動が盛んだ。また、鳥取県は2013年9月17日に経済産業省から「次世代エネルギーパーク」に認定された。とっとり自然環境館は、次世代エネルギーパークの中核施設になる。