双日によるドイツでのメガソーラー事業(出所:双日)
双日によるドイツでのメガソーラー事業(出所:双日)
[画像のクリックで拡大表示]

 日本政策投資銀行は、双日グループが青森県上北郡六ケ所村の「むつ小川原開発地区」(新むつ小川原所有地)において計画しているメガソーラー(大規模太陽光発電所)に対し、総額195億円のプロジェクトファイナンスを組成した。

 双日は、これまで展開してきたドイツに加え、国内でも今回の青森をはじめ4カ所で太陽光発電事業を計画しており、再生可能エネルギー発電事業の基盤構築を目指すとともに、事後開発・運営ノウハウの蓄積に取り組んでいる。青森県六ヶ所村でのメガソーラー事業は、パネル容量71MWと、東日本において最大級の太陽光発電所となる。

 今回のプロジェクトファイナンスは、再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づく東北電力への売電収入を返済原資としており、コ・アレンジャーである三菱東京UFJ銀行とともに、青森県および近隣の地域金融機関(青森銀行、みちのく銀行、岩手銀行、秋田銀行、北洋銀行)を協調融資行として、東北地方における再生可能エネルギーの活用促進を支援する。