Panono。世界各国への発送に対応するという(写真:Panono社)
Panono。世界各国への発送に対応するという(写真:Panono社)
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 ドイツPanono社は、宙空へ投げ上げると最高点で全天球画像を撮影するボール型カメラ「Panono」の改良版を開発した(Panono公式サイト)。Panonoは、球状の筐体に36個のカメラ・モジュールと加速度センサを内蔵したもの。2014年10~12月の発売を目指し、資金を調達しながら改良中。これまでに1000人以上が資金を提供したという。今回は、従来は7200万だった総画素数を1億800万まで引き上げた。画素数を上げたことで、閲覧時にGoogle Street Viewのように細部を拡大するなど、さまざまな楽しみ方ができるようになったとする。

 1億800万画素のPanonoは、クラウド型資金調達サイト「Indiegogo」を通じて、2014年1月4日までの期間限定で499米ドルで購入できる(キャンペーンのページ)。筐体の直径は約11cm、重さは約300g。筐体材料はプラスチック。製品カラーは黒と緑から選べる。また、撮影画像を内側から見るような没入感が味わえるというモバイル端末向けの画像転送・閲覧アプリ(対応OS:iOS6+、Android4+)を無料で提供している。