投資顧問会社のアストマックス(東京都品川区)は11月、子会社のアストマックス・トレーディング(東京都品川区)が、青森県八戸市に建設した出力1.3MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を、税込み5億5650万円で売却する契約を締結したと発表した。売却先は非公表とするが、国内企業だという。

 アストマックス・トレーディングは、青森県八戸市に出力1.3MWのメガソーラーを4カ所、合計出力5.2MW分を建設する計画を進めている。建設地として約10ヘクタールの土地を確保し、経済産業省による設備認定を取得、東北電力への接続申込みが受理されていることから、税抜きで40円の売電価格と売電容量を確保しているという。

 すでに、最初に建設した1.3MW分については、10月28日に、今回と同額の税込み5億5650万円で売却する契約を締結したと発表しており、今回、売却契約を締結したのは、2番目に建設した1.3MW分である。

 売却契約の内容は、出力1.3MW相当の太陽光パネル、パワーコンディショナー(PCS)などの発電設備一式としている。

 アストマックスは、4月24日に、アストマックス・トレーディングが建設する、青森県八戸市の合計出力5.2MWのメガソーラーの固定資産の取得について発表済みである。この発表によると、約5.2MW相当の太陽光発電設備一式の取得額は、約14億2000万円である。