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「IC設計者は減るどころか増えていく」、Cadenceの中興の祖となったLip-Bu Tan氏に聞く

  • 赤坂 麻実=Tech-On!
  • 2013/11/26 21:05
  • 1/3ページ
右がCEOのTan氏、左はSenior Vice PresidentのHuang氏(写真:Tech-On!)
右がCEOのTan氏、左はSenior Vice PresidentのHuang氏(写真:Tech-On!)
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 EDAベンダーの米Cadence Design Systems社でPresident and CEOを務めるLip-Bu Tan氏に話を聞いた。同氏へのインタビューは2回目。前回は現職へ就任して約半年後の2009年7月に行った(Tech-On!関連記事1)。就任時のCadenceは、ある意味「どん底状態」にあったが、それをTan氏が復興させた。同社の売り上げは2009年第2四半期から18四半期続けて直前四半期の売り上げを上回る、右肩上がりの成長を遂げている。なお、今回のインタビューには、Senior Vice PresidentでSystem & Verification Group and Worldwide Field Operationsを統べるCharlie Huang氏が同席した(聞き手は小島郁太郎=Tech-On!)。

―― 社長就任以来、Cadenceの業績は回復/成長した。効果があったと自認する経営施策をいくつか挙げてほしい。

Tan氏 4つある。1つ目はチームワーク。私より頭が切れる経営幹部を集めて“Aチーム”を組み、各事業を任せている。2つ目は文化。イノベーションを起こす、品質を重視する、勝者となる情熱を持つというカルチャーを社内に築き上げた。3つ目は技術的なリーダーシップ。才能ある多くの技術者を雇用した。現在、当社にはR&Dに携わるエンジニアが3300人、FAE(field application engineer)は1300人いる。4つ目は顧客の声を聞くこと。顧客の規模の大小にかかわらず、ニーズをよく聞いて製品を提供し、時には顧客がその顧客を獲得できるよう、例えば、顧客の半導体メーカーにその顧客となる機器メーカーを紹介したりもした。

 文化の中でも大切なのは、意思決定だ。情報を集め、議論し、決定し、浸透させる。市場の変化は急速だ。熱く議論して素早く判断することが当社の文化になっている。ある企業のCEOを務める友人は私に「下した決断の7割が正しければ、非常に優秀な経営者といえる」「一番悪いのは、何も決めないこと」とアドバイスしてくれた。私も、チームが納得できるような決断をタイムリーに下すことがCEOの仕事だと考えている。

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