米ファースト・ソーラー社が建設したメガソーラー。写真は米ネバダ州での例(出所:米ファースト・ソーラー社)
米ファースト・ソーラー社が建設したメガソーラー。写真は米ネバダ州での例(出所:米ファースト・ソーラー社)
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 米ファースト・ソーラー社は10月、米カリフォルニア州で最大出力250MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)のEPC(設計・調達・建設)サービスを受注したと発表した。発注主となるメガソーラー事業者は、米国の大手発電企業のNextEra Energy Resources社である。

 今回のメガソーラーは、2014年後半に建設を開始し、2016年後半に完成する予定で、ファースト・ソーラー社製の化合物半導体系の太陽光パネルを導入する。

 カリフォルニア州南東部のリバーサイド郡に建設するもので、「McCoy Solar Energy Project」 と名付けられている。ユタ州のザイオン国立公園にある名所、Bureau of Land Management(BLM)から約13マイル北西に位置する。面積は約2300エーカー(9.3km2)。

 今回のメガソーラーの近くには、最大出力約550MWのメガソーラー「Desert Sunlight Solar Farm」がある。Desert Sunlight Solar Farmは、ファースト・ソーラー社がEPCサービス企業として建設を担当した。NextEra Energy Resources社や、米GE Energy Financial Services社、住友商事の米国子会社である米Sumitomo Corporation of America社の合弁企業が発電事業者となっている。