米Maxim Integrated Products社は、絶縁型の交流電力測定を可能にするチップセットを発売した。2チップ構成である。A-D変換器などのアナログ機能を集積したチップ「MAX78700」と、デジタル機能を集積した電力測定プロセサ(EMP:energy measurement processor)「MAX78615」である。この2つのチップには、電気的な絶縁に対応したインタフェースを搭載している。従って、1個のパルス・トランスを両者の間に外付けすれば絶縁を確保できる。太陽光発電システム用インバータ装置や、電気自動車の充電装置、データセンター向け電源装置、屋外照明機器、再生可能エネルギー対応機器、スマート・グリッド対応機器などに向ける。
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