大分県玖珠町で運転を始めたメガソーラー(出所:伊藤忠エネクス)
大分県玖珠町で運転を始めたメガソーラー(出所:伊藤忠エネクス)
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 伊藤忠エネクスは10月9日、大分県玖珠町に1MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を稼働させた。同社100%出資の発電事業会社であるJENホールディングス(東京都千代田区)傘下のJEN玖珠ウインドファーム(大分県玖珠町)が、太陽光パネル約4000枚を設置して建設した。JEN玖珠ウインドファームは、すでに大分県内に11MWの風力発電設備を持ち、売電事業を行っている。

 JENホールディングスは、エネルギーのベストミックスに取り組んでおり、石炭、重油、天然ガス火力のほか、すでに風力、水力による再生可能エネルギーの開発にも取り組んでおり、今回のメガソーラーを含め、再エネの比率は、発電構成の23%を占めている。さらに、今年5月には、伊藤忠エネクスと伊藤忠商事が共同で、非食原料からバイオディーゼルを製造する米国企業への出資を表明するなど、グローバルな視点からも再生可能エネルギー関連事業を強化している。

■変更履歴
公開当初、本文の一部で「伊藤忠ネクサス」としていましたが,「伊藤忠エネクス」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2013/10/17]