東レは、韓国にある同社の100%子会社の東レ尖端素材(TAK)において、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂「トレリナ」を生産する新工場を建設することを決定した。東レグループが海外にPPS樹脂の生産拠点を設立するのは初めて。韓国全羅北道群山市セマングム産業団地に年産8600tの設備を建設し、2016年4月からの稼働を目指す。これにより、既存の東レ東海工場と合わせたPPS樹脂の生産能力は年産2万7600tとなる。
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