サンパワー製パネルを設置する「ユーラス豊頃ソーラーパーク」完成予想図(出所:ユーラスエナジーホールディングス)
サンパワー製パネルを設置する「ユーラス豊頃ソーラーパーク」完成予想図(出所:ユーラスエナジーホールディングス)
[画像のクリックで拡大表示]

 米サンパワー社は、ユーラスエナジーホールディングスが関発・建設している2つのメガソーラー(大規模太陽光発電所)プロジェクトに太陽光パネルを供給すると発表した。
青森県上北郡六ケ所村で建設が進んでいる「ユーラス六ヶ所ソーラーパーク」と、北海道中川郡豊頃町で建設している「ユーラス豊頃ソーラーパーク」だ。

 「ユーラス六ヶ所ソーラーパーク」は、2地区に分かれており、合計すると総出力115MW(交流変換前の直流ベースで148MW)の国内最大級のメガソーラー。太陽光パネルは、サンパワー社製と三菱電機製の単結晶シリコン型太陽電池を採用した。このうちサンパワー社が69MW分を供給する。変換効率20.1%の「バックコンタクト方式」で、同方式は電極接合が裏面にあるため面積当たりの発電量が多いという特徴がある。EPC(設計・調達・建設)事業者は清水建設が担当し、2015年11月に稼働予定だ。

 また、「ユーラス豊頃ソーラーパーク」は、総出力22MW(交流変換前の直流ベースで27.4MW)で、太陽光パネルの全量(27.4MW)がサンパワー製で、六ヶ所村サイトと同タイプになる。EPC事業者は大林組が担当し、2015年1月に稼働する予定だ。