スマートフォン用OSの市場シェアの推移予測(出荷台数ベース、出典:IDC)
スマートフォン用OSの市場シェアの推移予測(出荷台数ベース、出典:IDC)
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 米International Data Corporation(IDC)によると、2013年の携帯電話機の世界出荷台数は前年比7.3%増の18億台になる見通しという(発表資料)。2012年の成長率は1.2%と小幅だったが、2013年はスマートフォンの需要増がけん引し、高い成長率が見込まれる。2013年のスマートフォンの世界出荷台数は前年に比べて40%以上増加し、初めて10億台を突破するとIDCは予測している。また、2017年には携帯電話機が23億台、このうちスマートフォンが17億台に達するとみている。

 2013年のスマートフォン用OSのシェアはAndroidが75.3%、iOSが16.9%、Windows Phoneが3.9%、BlackBerry OSが2.7%となる見込み。iOSは中国China Mobile社を通じた中国市場でのiPhone拡販により、新興国市場でシェア拡大が見込まれる。2017年にはiOSが17.9%、Windows Phoneが10.2%と、2013年に比べてシェアを伸ばすとIDCは予測する。ただし、Androidが68.3%と引き続きダントツの首位を維持するとの予測だ。