宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2013年8月27日に打ち上げを中止したイプシロンロケット試験機に関する、原因究明状況について記者会見を開催した(図1)。これによると、「現在想定される1番確からしい原因は、地上側の計算機『LCS(ローンチ・コントロール・システム)』から機体側の計算機『OBC(オンボード・コンピュータ)』にタイマーを起動させる命令を伝達する際の時間的な遅れ」だ。
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