• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

HOMEものづくり産業機器/部材 > リハーサルを終え準備万端、8月27日打ち上げ予定のイプシロンロケット試験機

リハーサルを終え準備万端、8月27日打ち上げ予定のイプシロンロケット試験機

  • 富岡 恒憲=Tech-On!編集
  • 2013/08/21 10:15
  • 1/2ページ

 「今日のリハーサルでは、発射の日を模擬して全ての手順を確認する作業をひと通り終えた。打ち上げに向けてほぼ準備万端である」。宇宙航空研究開発機構(JAXA)のイプシロンロケットチーム プロジェクトマネージャの森田泰弘氏は、2013年8月20日に実施した「イプシロンロケット」の試験機打ち上げリハーサルの終了後の記者会見で、開口一番にこう語った(図1)。

射座に据え付けられたイプシロンロケットのイメージ
図1●射座に据え付けられたイプシロンロケットのイメージ
提供:JAXA

 イプシロンロケットは、手軽かつ頻繁に打ち上げることが可能なようにと、JAXAが研究開発を進めてきた小型の固体燃料ロケットだ。ロケット(機体)に人工知能を持たせ、機体点検を自動・自律的に行えるシステムを、ロケットとしては世界で初めて搭載する。さらに、出来上がりに近い形で発射場に持っていけるように部品の一体化を図っている。これらの取り組みをベースに、イプシロンロケットでは、第1段ロケットを発射台に立ててから打ち上げ翌日の後処置作業までに要する期間をたった7日間に短縮できるという。

 通常、ロケットの打ち上げでは、発射台の上にロケットを組み上げた後で、電気系の点検を実施する。2006年に退役したJAXAの固体燃料ロケット「M-Ⅴ」をはじめとする従来のロケットでは、この作業に多くの時間を要していた。M-Ⅴの場合は42日間を要していた。イプシロンロケットでは、自動・自律的点検システムである即応型運用支援装置「ROSE」を機体に搭載することで、ROSEと発射管制設備を連携させて点検作業を実施することが可能になっている。これにより点検時間を短縮できる他、従来必要だった点検用のケーブルの取り付けや取り外しなどの作業を省略・軽減できる。前述の部品の一体化などの効果もあり、上記期間の大幅な短縮が可能になっている。

トップページへ

【技術者塾】(7/25開催)
低コストを実現する機能安全設計の実践法

ISO26262に対応しつつ、回路の部品点数の半減を目指す


省エネルギー社会に則した機器をキャパシタを上手に活用しながら開発するために、その原理と特長、信頼性、長寿命化、高密度化、高出力化などのセル開発の進歩とキャパシタの持つ課題と対応技術まで、実践活用に役立つ応用事例を示しながら学んでいきます。。機能安全規格「ISO26262」に対応した安全設計を実施していく上で、考えなければならない設計の考え方や考慮すべきポイントを解説。これにより、コストの視点をしっかりと押さえつつ、「最適な安全設計を実現するために何をどこまで考慮すべきか」について判断ができるようになります。続いて、シンプルで最適な安全アーキテクチャを考えるためにはどうしたらよいかについて、回路の部品点数の削減事例を基に分かりやすく解説します。 詳細は、こちら
日程 : 2016年 7月25日
会場 : 御茶ノ水トライエッジカンファレンス
主催 : 日経Automotive

おすすめ ↓スクロールすると、関連記事が読めます↓