IT・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2013」(公式サイト)の開催概要が発表された。2013年10月1日~5日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で、「Smart Innovation-明日の暮らしと社会を創る技術力」をテーマに開催する。また、前日には報道関係者向けの公開時間を今回新たに設ける。主催は電子情報技術産業協会(JEITA)、情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)、コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)から成るCEATEC JAPAN実施協議会。今回はホンダやマツダ、デンソーなど57社が初出展する。ホンダや、昨年が初出展だったトヨタ自動車、2006年から出展の日産自動車などが試乗・走行デモのコーナーを設ける予定だ。

 展示は、電子部品などを集めた「キーテクノロジステージ」と製品・サービスなどを集めた「ライフ&ソサエティステージ」の2つで構成する。部品ではスマートフォン/タブレット端末向け、自動車向け、エネルギー関連などの展示が増えるとみられる。製品・サービスでは4K/8Kテレビやスマートハウス、スマート家電関連の展示が盛んになる見込み。

 講演は、初日に東芝の取締役副会長である佐々木則夫氏、シャープの会長である奥田隆司氏、オービックビジネスコンサルタントの代表取締役社長である和田成史氏によるキーノート・スピーチを開催する。また「4K/8Kパネルディスカッション」や米Intel社による講演、「次世代スマートフォンOSについて(仮題)」と題してTizen OS、Firefox OS、HTML5が一堂に会するパネル・ディスカッションも予定している。