三菱重工業と川崎重工業は、英Rolls-Royce社が開発する航空機用新型エンジン「Trent 1000-TEN」および「Trent XWB-97」の共同開発事業に参画するとそれぞれ発表した。三菱重工は、両エンジンの燃焼器モジュールの開発・製造と低圧タービンブレードの製造、およびTrent XWB-97エンジンの中圧タービンディスクの製造を担当する。川崎重工は、中圧圧縮機(IPC)モジュールの設計・製造と組み立てを担う。IPCモジュールは、エンジンを構成する8個の主要モジュールの1つ。大きさは直径約1.5m×長さ約1.5mで、約4000点の部品で構成され、同社の西神工場(神戸市)で製造するという。
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