各種ロボットを開発

 (2)のロボティクス・エンジニアリングについては、これまで自社の生産力強化のために活用してきた生産技術を、これからは積極的に外販していく考え。具体的には、「(業務用)床掃除ロボット」「メガソーラー清浄ロボット」「歩行アシストロボット」「見守りロボット」などの開発を進めている。

宮田喜一郎
展示した床掃除ロボット

 このうち床掃除ロボットは、今回の会見で試作品を展示。2014年度前半の事業開始を予定する。メガソーラー清浄ロボットは、これまで手作業で手掛けていた清掃を代替するもの。手作業での課題だった清掃のムラやコストなどの問題を解決できるという。2014年度前半に事業開始を予定する。

宮田喜一郎
歩行アシストロボットや見守りロボットも開発している

 歩行アシストロボットや見守りロボットは、試作品は展示せずイメージ図だけの提示だったが、いずれもセンサ技術を駆使したロボットである。このうち歩行アシストロボットは、携帯電話機用のカメラ・モジュールを用いて歩行者の状態を検出し、転倒防止や自然なアシストを実現する。2014年度前半の事業開始を予定する。