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シャープ、医療・ロボットなどの新規事業で2015年度に800億円目指す

新規5事業分野の試作品などをズラリ披露

小谷 卓也=日経エレクトロニクス 兼 デジタルヘルスOnline
2013/06/10 19:30
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 シャープは2013年6月10日、同社の天理工場(奈良県)で記者会見を開催し、新規事業分野の取り組みについて発表した。(1)ヘルスケア・医療、(2)ロボティクス・エンジニアリング、(3)スマートホーム/モビリティ/オフィス、(4)食/水/空気の安心安全、(5)教育、の五つの分野を新規の重点領域と位置付け、2015年度に800億円の事業規模を目指す。

宮田喜一郎
会見で説明する水嶋氏

 会見には、同社 代表取締役 副社長執行役員 技術担当 兼 新規事業推進本部長の水嶋繁光氏が登壇。「シャープ全体の売上高(2012年度は2兆4785億円)に比べると(800億円は)大した額ではないと思うかもしれないが、新たな事業に挑戦する企業風土を醸成するためのインパクトは与えられる」「これらの新規事業は、既存の事業よりも利益率が高くなると試算している。だからこそやる意味がある」などと説明した。

外部とのコラボレーションを強化

宮田喜一郎
200人規模の新規事業推進本部を立ち上げた

 五つの新規事業の立ち上げに当たっては、「従来の事業とは違うやり方での推進が必要であり、積極的に外部とのコラボレーションを進める」(水嶋氏)という方針を強調した。具体的な提携・連携先などは明かさなかったが、「医療分野を例にとってみても、我々が持っている商流ではなじまず、外部とのコラボレーションが必要なのは明らか」(同氏)とした。

 2013年5月16日付けで組織化した「新規事業推進本部」は、こうした外部とのコラボレーションを積極的に推進する部門である。「既存事業、既存チャネル、既存商材にとらわれない、新たな事業体を構築する。経営トップ自ら指揮を執るべく、私が本部長を兼任することにした」(水嶋氏)。同本部には現在、すべて専任で約200人の人員を配置しているという。

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