ロームは、車載機器に向けた降圧型DC-DCコンバータIC「BD905xxシリーズ」を開発し、サンプル出荷を始めた。量産は2013年7月に、月産20万個規模で開始する予定だ。特徴は、動作温度範囲を-40~+105℃に拡張し、車載機器に求められるEMI対策を施した点にある。車載用半導体チップの品質規格「AEC-Q100」に準拠する。カー・オーディオ機器やカー・ナビゲーション装置などの車載機器に搭載するマイコンやDDRメモリーへの電力供給に向ける。
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