Fitbit Flexとスマートフォンの専用アプリケーション
Fitbit Flexとスマートフォンの専用アプリケーション
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 ソフトバンクモバイルは2013年5月7日、毎日の生活における活動量を管理できるヘルスケア・サービス「ソフトバンク ヘルスケア」を2013年夏以降に開始すると発表した(プレスリリース)。ウエアラブル端末などで記録した歩数や消費カロリー、推定睡眠時間などのデータをクラウド上のサーバーに蓄積できる。同社のスマートフォン向けデータ通信サービスのオプション・サービスとして提供され、利用料は月額490円である。

 今回発表した新サービスでは、対応デバイスの第1弾として米Fitbit社が開発したウエアラブル端末「Fitbit Flex」が付属する。Fitbit Flexはスマートフォンと連動するリストバンド型の端末。Bluetooth 4.0の低消費電力モードであるBluetooth Low Energyを使用して、スマートフォンの専用アプリケーションとデータの同期を行う。専用アプリを起動すると自動的に同期を開始し、Fitbit Flexに記録したデータが専用アプリを通じてクラウド上のサーバーに送信される。Fitbit Flexの充電はUSB接続で行い、1回の充電で7日間の連続使用が可能とする。

 スマートフォンの専用アプリは、利用者の毎日の活動量を表示する機能の他、クラウド上に蓄積したデータに基づいて5つの指標で体の状態を分析する機能、利用者の未来の顔と体重を予測する機能、専門の医師や看護師、栄養士に24時間365日電話による無料健康相談ができる機能なども備える。対応予定のスマートフォンは「iPhone 4S」以降と「AQUOS PHONE Xx 206SH」で、今後拡充していく予定という。

 なお、Fitbit Flexの端末代金はサービス利用料に含まれているが、サービスは2年契約を前提としており、2年以内に解約した場合は7500円の契約解除料が発生する。