三菱自動車工業は、2013年3月に発生した「アウトランダーPHEV」および「i-MiEV」のリチウムイオン2次電池トラブルの原因について発表した。原因は、電池セル製造ラインに2012年12月に導入したスクリーニング検査行程において、(1)作業時にセルを床に落としてしまったことで過大な衝撃が加わり、正極の集電体が変形したこと、(2)スクリーニング検査の際に加える振動が当初の設計よりも4倍程度大きく、これによって内部に金属片が発生したこと、により内部短絡を引き起こしたものとしている。
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