18日に開催された「ゲット・トゥギャザー・ミーティング」で挨拶する主催者のMesse Berlin社COOのChristian Goke氏(左)と、サルデーニャ自治州の州都であるカリアリ市長のウォルター・カバジーノ氏(中)。
18日に開催された「ゲット・トゥギャザー・ミーティング」で挨拶する主催者のMesse Berlin社COOのChristian Goke氏(左)と、サルデーニャ自治州の州都であるカリアリ市長のウォルター・カバジーノ氏(中)。
[画像のクリックで拡大表示]

 2013年9月6~11日にドイツ・ベルリンで開催予定の世界最大級の家電見本市「IFA 2013」についての事前セミナー「グローバル・プレス・コンファレンス」(GPC)が現地時間の4月18日にイタリア・サルデーニャ島のホテル「FORTE VILLAGE」で開幕した。このGPCはこれまで、ギリシャのアテネを皮切りに、モナコ、マヨルカ島、マルタ、スペインのアリカンテ、クロアチアのドブロブニクで毎年4月に開かれてきた。今回が7回目になる。毎年、風光明媚な観光地に世界から数百人のプレスを集め、集中的にセミナーを行う。今年は約300人が集まり、うち75人は今回が初参加という。

 主催者のドイツMesse Berlin社としては、9月のIFAに向けて、「この展示会に出品しなくては。見に行かなくては」という雰囲気を世界の民生機器業界に醸成し、盛り上げるのが目的である。参加するジャーナリストとしては、コンテンツ流通の動向、新技術の展開、テレビ・ビジネスの世界的な展望などが2日間にわたって集中的に語られる、貴重な機会である。18日(現地時間)はイタリアDe'Longhi社、韓国Samsung Electroncis社、スウェーデンElectrolux社、オランダTP Vision社(オランダRoyal Philips Electronics社と台湾TPV Technology社の合弁会社)などの講演が予定されており、19日(同)は今年のIFAについての情報が明らかになる。