ディスプレー パネルの製造装置・部品から応用先までカバー
 

三菱電機、色再現範囲が白色LED光源のテレビの131%と広い液晶テレビをラインアップ

富岡 恒憲=Tech-On!編集
2013/04/16 15:00
印刷用ページ
図●左が三菱電機の新しい液晶テレビ「LCD-50LSR4」(50インチ)。右が白色LEDを光源に使った同社の従来型液晶テレビ。同50LSR4の方が赤が鮮やかな上、葉の葉脈までくっきりと再現されている。
図●左が三菱電機の新しい液晶テレビ「LCD-50LSR4」(50インチ)。右が白色LEDを光源に使った同社の従来型液晶テレビ。同50LSR4の方が赤が鮮やかな上、葉の葉脈までくっきりと再現されている。
[クリックすると拡大した画像が開きます]

 三菱電機は、色再現範囲が広い液晶テレビ「LCD-50LSR4」(50インチ)、「同39LSR4」(39インチ)を開発し、2013年5月下旬に発売すると発表した(図、ニュースリリース)。赤色レーザと2つのシアン色LEDを光源に使ったもので、色再現範囲が白色LEDをバックライト(光源)とするテレビの131%と広い。各色の成分が混合して濁った光となりやすい白色LEDを光源に用いる場合と違って、緑から赤の波長をきれいに分離しやすいことが特徴という。

 赤色レーザについては、実は同社が2012年6月に発売した液晶テレビ「LCD-55LSR3」でも光源に採用していた。今回の新製品が同55LSR3と異なっているのは、この赤色レーザと併せて使用するシアン色LEDを青色用と緑色用の2種類に分けたことだ。すなわち、青が強いシアン色LEDと緑が強いシアン色LEDの2種類を用意し、それぞれを青色用LEDおよび緑色用LEDとして採用した。これにより、前述のように緑から赤の波長をきれいに分離しやすくした他、「緑色系や緑と赤から作り出される黄色系の発色を鮮やかにした」(同社)。ちなみに、緑から赤の波長をきれいに分離できるようにすると、深緑からスカイブルーまでの色の表現力が高まる。また、赤色の光源としてレーザを用いると、その直進性の高さから、赤やピンク、紫色を鮮やかに再現しやすくなるという効果がある。同50LSR4では赤色レーザを16個、シアン色LEDを168個、同同39LSR4では赤色レーザを12個、シアン色LEDを144個搭載している。

 新製品は、ブルーレイディスクとハードディスク(1Tバイト)による録画機能を搭載した「3in1」タイプの3D対応液晶テレビだ。外付けハードディスクにも対応する他、チューナを3つ搭載し、2番組の同時録画も可能だ。カーボン・ナノチューブをコーン紙に使ったスピーカー「NCV」を合計10個搭載し音質にもこだわった。同社によれば、「小さな音でも聞き取りやすく臨場感のある音を再現できる」という。Bluetooth対応機器とワイヤレス接続して音楽を楽しんだり、CDを再生したりするなど、テレビとしてだけではなくオーディオ機器としても使えるとしている。市場想定価格は、同50LSR4が30万円、同39LSR4が25万円。

【9月18日(金)開催】高精細映像時代に向けた圧縮符号化技術の使いこなし方
~H.265/HEVCの基礎から拡張・応用技術とその活用における心得~


本セミナーでは高品質、高信頼、高効率に製品化するために標準化された高圧縮符号化技術、H.265/HEVCについて、その基盤となった符号化技術の進展から映像・製品特性に適切に圧縮符号化技術を使いこなす上で知っておきたい基本とH.265/HEVCの標準化、実装、製品化に向けた基礎及び拡張技術の理解と活用の勘所等について詳解します。詳細は、こちら
会場:中央大学駿河台記念館 (東京・御茶ノ水)
コメントする
コメントに関する諸注意(必ずお読みください)
※コメントの掲載は編集部がマニュアルで行っておりますので、即時には反映されません。

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

Follow Us

  • Facebook
  • Twitter
  • RSS

お薦めトピック

日経テクノロジーオンラインSpecial

記事ランキング