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 ソニーとオリンパスは、医療事業に関する両社の合弁会社「ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ」を、2013年4月16日に設立すると発表した。当初は2012年12月に設立予定だったが、一部の国での審査に時間を要し、設立時期がずれ込んでいた。今回、「各国の政府当局または監督官庁の必要な承認をすべて取得できた」(両社)ことから、設立の見通しが立った。

 合弁会社では、ソニーの4K×2Kや3Dといった映像技術、イメージ・センサ技術などを生かした新型の外科用内視鏡や、手術室に向けた医療機器・映像機器の統合システムの開発・設計・販売・製造を手掛ける考え(関連記事)。代表取締役社長にはソニーの業務執行役員SVPである勝本徹氏が、代表取締役副社長にはオリンパスメディカルシステムズの第一開発本部長付である深谷孝氏が就任する予定である。