ソニーシティ大崎(写真:ソニー)
ソニーシティ大崎(写真:ソニー)
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 ソニーは、同社が所有するオフィス・ビル「ソニーシティ大崎」(東京都品川区大崎)の敷地・建物について信託設定の上、その信託受益権を日本ビルファンド投資法人および国内機関投資家1社に譲渡した(ニュースリリース)。なお、別途締結した賃貸借契約に基づき、ソニーとグループ企業は今後5年間、引き続きソニーシティ大崎を使用する予定。

 ソニーシティ大崎は、ソニーの大崎西テクノロジーセンターの跡地に2011年3月竣工した地上25階、地下2階のオフィス・ビル。譲渡価額は総額1111億円で、ソニーはこの金額から譲渡関連費用などを控除した1100億円の現金を受領した。また、2012年度第4四半期には、今回の譲渡に伴う約410億円の譲渡益を営業利益として計上する見込み。