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フィリップス、「緊急通報サービス」に関して在宅介護を手掛けるケアサービスとの提携を発表

2013/02/28 06:00
小谷 卓也=日経エレクトロニクス 兼 デジタルヘルスOnline
利用者が首にぶら下げるペンダントと、自宅の電話回線につなぐ通信機
利用者が首にぶら下げるペンダントと、自宅の電話回線につなぐ通信機
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 フィリップス・レスピロニクスは、同社の「フィリップス緊急通報サービス」に関して、在宅介護事業を手掛けるケアサービスとの提携を発表した。介護現場に密着したサービスを展開するケアサービスとの協業によって、フィリップス緊急通報サービスという技術を介護現場に着実に導入していくことを目指す。将来的には、医療・介護連携に向けた包括的な協業も模索するという。

 まずは、2013年2月末から東京都の大田区全域、世田谷区一部、品川区一部で、フィリップス緊急通報サービスのテスト・マーケティングを始める。ケアサービスが利用者との直接のやり取りを担当し、フィリップス・レスピロニクスが機器とコール・センター・サービスを提供する。テスト・マーケティングを通して、協業の価値やプロセスなどを確認する考え。

 テスト・マーケティング後の2013年4~5月をメドに、サービスの販売開始を予定する。正式なサービス開始後、1年以内に1000人以上の利用を見込む。

 フィリップス緊急通報サービスは、フィリップス・レスピロニクスが2011年12月に提供を始めた(関連記事)。利用者が首にぶら下げるペンダントと、自宅の電話回線につなぐ通信機で構成する。ペンダントは、利用者の転倒や転落を自動で検知する機能を備える。気圧や高度、加速度などのセンサを搭載しており、それらの検出値の変化から転倒・転落などの異常を見つけだす。転倒・転落と判断した場合には、通信機を介して約30秒後に自動的にフィリップス・レスピロニクスのコール・センターに通報される仕組み。例えば、医療法人・社会福祉法人の真誠会(鳥取県米子市)は、2012年4月に開始した「定期巡回・随時対応型訪問介護看護(24時間訪問サービス)」において、このサービスを導入している(関連記事)

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