東芝は、携帯型電子機器に向けたLiイオン2次電池用充電IC「TC7710WBG」を開発し、2013年2月末にサンプル出荷を開始すると発表した。量産は、2013年5月に始める。特徴は、「USB Battery Charging Spec. Rev. 1.2」に対応したことだ。大電流充電が可能になるため、充電時間を短縮できる。最大充電電流は2Aである。さらに、USBポートの種別を自動的に認識し、それに応じて発売したICへの入力電流を100mAや500mAといった適切な値に制限できる。単セルのLiイオン2次電池で駆動するスマートフォンや携帯電話機、タブレット端末などに向ける。
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