JSRは2013年1月16日、米国法人のJSR Micro社が、水資源管理ビジネスを展開する米Capstone Metering社への戦略的投資を実施し、少数株主になったと発表した(プレスリリース)。これによりJSRグループは環境・エネルギー事業の拡大を図るとする。

 Capstone Metering社は、リモート通信技術を応用した自己発電式インテリジェント水道メーター「IntelliH2O」を開発している。同メーターを利用してリアルタイムに水道システムを管理することで、使用する水の量を節約するとともに人手による検針を不要にできるという。

 JSRグループは、2011年11月にCapstone Metering社と共同開発契約を締結し、Capstone Meteringが持つ技術にJSRグループのLiイオン・キャパシタ(LIC)を組み合わせることで、次世代水道メーターに関連する技術の研究開発を行ってきた。今後も、この水道メーターの製品化に向けて、引き続き共同開発を続けていく。