デバイス 半導体や電子部品を使い倒す
 

「2014年春までが勝負」、Wii Uについてアナリストに聞く

根津 禎=日経エレクトロニクス
2013/01/07 14:08
印刷用ページ

 任天堂の新しい据え置き型ゲーム機「Wii U」が、2012年11月18日に北米で、同年12月8日に日本で発売された。苦境に立っている同社にとって、Wii Uが業績回復のカギを握る。そこで、ゲーム業界に詳しいSMBC日興証券 株式調査部 シニアアナリストの前田栄二氏に、2012年12月末時点でのWii Uに対する見解について語ってもらった。(聞き手:根津 禎=日経エレクトロニクス)

 Wii Uのハードウエアの完成度は高く、使い心地もよい。タブレット型コントローラ「GamePad」が約500gで重いとの指摘もあるが、両手で持つのならばそれほど重くない。コミュニケーション・サービス「Miiverse」に対するユーザーの評価も非常に高い。

 一方で、初期設定が面倒である。中でもWii Uのソフトウエア・アップデートに1時間弱掛かるのは大変だ。この点は任天堂らしくない。

 Wii Uは、日本では発売初週に30万台以上出荷された。これは、2006年に発売されたWiiよりもやや少ない。この差は、Wii Uの製品ラインアップに原因があるだろう。

 Wii Uは、希望小売価格が3万1500円(税込み)の「Wii U PREMIUM SET(Wii Uプレミアムセット)」と、同2万6250円の「Wii U BASIC SET(Wii Uベーシックセット)」の2種類がある。このうち、プレミアムセットの方が品薄だった。

 発売後すぐに購入する人ほど、ゲーム好きのユーザー(いわゆるゲーマー)が多い。ゲーマーの場合は、内蔵フラッシュ・メモリの容量が多く、Wii U GamePad向け「充電スタンド」などの付属品が付いたプレミアムセットを購入する傾向が強い。このため、ベーシックセットが店頭に並んでいても、プレミアムセットの入荷を待って買い控えしているユーザーが存在したと考えられる。プレミアムセットとベーシックセットの供給の配分に課題があったことが、Wii Uの出荷台数がWiiよりも少ない理由だと考えている。

【9月18日(金)開催】高精細映像時代に向けた圧縮符号化技術の使いこなし方
~H.265/HEVCの基礎から拡張・応用技術とその活用における心得~


本セミナーでは高品質、高信頼、高効率に製品化するために標準化された高圧縮符号化技術、H.265/HEVCについて、その基盤となった符号化技術の進展から映像・製品特性に適切に圧縮符号化技術を使いこなす上で知っておきたい基本とH.265/HEVCの標準化、実装、製品化に向けた基礎及び拡張技術の理解と活用の勘所等について詳解します。詳細は、こちら
会場:中央大学駿河台記念館 (東京・御茶ノ水)
コメントする
コメントに関する諸注意(必ずお読みください)
※コメントの掲載は編集部がマニュアルで行っておりますので、即時には反映されません。

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

Follow Us

  • Facebook
  • Twitter
  • RSS

お薦めトピック

日経テクノロジーオンラインSpecial

記事ランキング