米ON Semiconductor社は、無負荷時の消費電力を最大80%削減できるステッピング・モーター駆動IC「LV8702V」を発売した。モーターに供給するピーク電流についても約77%削減できるとする。駆動波形を監視してモーターの状態を把握し、回転速度や負荷に応じて出力電流を自動制御することで消費電力/電流を削減した。コピー機やスキャナ、複合機といったオフィス(OA)機器に向ける。なお、発売したICは、同社が2011年に買収した三洋半導体で開発されたものだ。
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