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日立がインド事業の強化で700億円の投資、2015年度に売り上げ3000億円の目標

小島 郁太郎=Tech-On!編集
2012/12/14 14:48
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表1●「インド地域戦略2015」の主な事業目標(連結) 日立のデータ。
表1●「インド地域戦略2015」の主な事業目標(連結) 日立のデータ。
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表2●ローカリゼーションの深化による地産地消型事業の強化 日立のデータ。
表2●ローカリゼーションの深化による地産地消型事業の強化 日立のデータ。
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表3●現地企業とのパートナリング強化によるインド市場に根付いた営業基盤の拡大 日立のデータ。
表3●現地企業とのパートナリング強化によるインド市場に根付いた営業基盤の拡大 日立のデータ。
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表4●インドをベースとしたアフリカ・中東市場への事業展開 日立のデータ。
表4●インドをベースとしたアフリカ・中東市場への事業展開 日立のデータ。
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表5●Hitachi Indiaグループのコーポレート機能強化 日立のデータ。
表5●Hitachi Indiaグループのコーポレート機能強化 日立のデータ。
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 日立製作所とインドHitachi India Pvt. Ltd.は、インドにおける日立グループの事業強化の戦略「インド地域戦略2015」を策定した(ニュース・リリース)。「社会イノベーション事業を通じてインド社会の中長期的発展に貢献」することを基本方針として、2015年度のインドにおける連結売上高を2011年度に比べて約3倍の3000億円に拡大することを目指す。

 発表によれば、インドでは2006年~2010年の5年間の平均GDP成長率が年率8%を超え、一部に減速が見られるものの、今後も着実な経済成長が見込まれているという。特に、2011年10月に発表された「第12次五カ年計画」では、過去最高となる1兆米ドルの社会インフラ分野への政府投資が計画されるなど、エネルギー、水、情報・通信システムなどの社会インフラ整備のニーズが急激に高まっている。

 現在、日立は、インドにおいて、20社以上のグループ会社と約6800人の従業員を抱え、建設機械や空調機器などを中心に事業を展開していて、2011年度の事業規模は約1000億円である。また、日立は、2011年に策定した「新グローバル化推進計画」においてインドを海外5極目の統括地域として定めており、Hitachi Indiaを統括会社として社会イノベーション事業の展開を強化している。

 今回、日立は、「社会イノベーション事業を通じてインド社会の中長期的発展に貢献」することを基本方針とする「インド地域戦略2015」を策定した(表1)。この戦略の下、日立は、2015年度のインドにおける人員数を2011年度の約2倍となる1万3000人に増員する。また2012~2015年度にかけて総額700億円を投資していく。これで2015年度のインドにおける連結売上高を、2011年度に比べて約3倍の3000億円に拡大する。

 日立は目標のために、事業展開に関して、以下の施策を実施する。(1)ローカリゼーションの深化によって、地産地消型事業を強化する(表2)。(2)現地企業とのパートナリング強化によって、インド市場に根付いた営業基盤を拡大する(表3)。(3)インドをベースとしたアフリカ・中東市場への事業展開を図る(表4)。また、事業拡大を支えるために、Hitachi Indiaグループのコーポレート機能を強化する(表5)。

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