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「半導体技術者を減らしていない」東芝の“人材流動化力”とは

三宅 常之=Tech-On!
2012/11/16 07:00
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フロントエンド設計技術者の認定試験制度で、例えば「1級」の取得にはすべての科目で合格する必要がある(資料:東芝)
フロントエンド設計技術者の認定試験制度で、例えば「1級」の取得にはすべての科目で合格する必要がある(資料:東芝)
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東芝は、2001年から10年以上にわたり半導体設計技術者のスキルアップを目的とした資格試験制度を取り入れている。品質向上に効果があるほか、社内での人材流動化にも一役買っている。人材教育・育成を担当している同社セミコンダクター&ストレージ社統括技師長附の吉森崇氏に聞いた。

最近の半導体業界では、技術者が減っているという話を聞きます。

 東芝セミコンダクター&ストレージ社では、技術者の数は全体でみると減っていないません。むしろ増える方向です。例えば、あるSoC事業が儲からなくなったら、その技術者はメモリー・コントローラなど別の開発を担当します。かつて「Cell」の開発のために数百人が働いていましたが、その多くはNANDフラッシュ・メモリーのコントローラやSSDのインタフェース部分、そして他のデジタルSoCを開発しています。会社を去っていく人は比較的少ない。

社内での配置転換ができるようにするためには、技術者に汎用的なスキルを身につけてもらう必要があります。


 半導体設計の基本的なスキルが技術者にあれば、安心して異動させられます。そういうものがないと、とりあえずやらせてみるしかないわけです。これからの時代は、やはり技術者が自分(のスキル・レベル)を表すものが必要になってくると思います。認定や試験がだんだんと重要になることは間違いありません。東芝では、10年以上、LSI技術者向けの認定試験制度を実施しています。

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