米GE Healthcare社 President 兼 CEOのJohn Dineen氏
米GE Healthcare社 President 兼 CEOのJohn Dineen氏
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GEヘルスケア・ジャパン 代表取締役社長 兼 CEOの川上潤氏
GEヘルスケア・ジャパン 代表取締役社長 兼 CEOの川上潤氏
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Kinectを活用した説明用モニターを操作するJohn Dineen氏
Kinectを活用した説明用モニターを操作するJohn Dineen氏
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 GEヘルスケア・ジャパンは2012年10月22日、同社の創業30周年記念の一環として、本社(東京都日野市)のエントランスを改修し、情報発信スペース「Edison Spirit(エジソン・スピリット)」を開設した。オープニング式典には、米GE Healthcare社 President 兼 CEOのJohn Dineen氏や、GEヘルスケア・ジャパン 代表取締役会長の熊谷昭彦氏、同社 代表取締役社長 兼 CEOの川上潤氏らが登壇した。

 今回開設したEdison Spiritには、米GE社の創始者であるThomas Edison(トーマス・エジソン)氏から続く同社のイノベーションを一堂に集めた。具体的には、Edison氏が発明した白熱電球から、初の自社開発X線CT装置である「CT8600」、携帯型の超音波診断装置「Vscan」まで、これまでのイノベーションの歴史やテクノロジーなどを、米Microsoft社の「Kinect」やタブレット端末など活用して来訪者が体験できる。

 外部エントランス脇には、19世紀後半にEdison氏が電球のフィラメントに使用した京都石清水産の竹の孫株を集めた竹林をあしらった。さらに、展示コーナーには、京都の竹フィラメントを使用した本物のエジソン電球を展示する。

 GEヘルスケア・ジャパンの川上氏は、「GEは『世界が今本当に必要としているものを創る』という“エジソンの精神”の下、これまで社会のニーズに応える製品・サービスを数多く開発してきた。こうしたGEのイノベーションのDNAを次の世代につなげていくことを目指す」と語った。