auスマートフォンの2012年冬モデル一覧
auスマートフォンの2012年冬モデル一覧
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 KDDIは2012年10月17日、スマートフォンおよびタブレット端末の2012年冬モデルとして合計10機種を発表した(関連記事1)。

 このうち、スマートフォンは9機種。カシオ計算機製の「G'zOne TYPE-L」、富士通モバイルコミュニケーションズ製の「ARROWS ef」、台湾HTC社製の「HTC J butterfly」、京セラ製の「DIGNO S」、韓国LG Electronics社製の「Optimus G」、韓国Samsung Electronics社製の「GALAXY S III Progre」、シャープ製の「AQUOS PHONE SERIE」、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia VL」、韓国PANTECH社製の「VEGA」である。残る1機種のタブレット端末はシャープ製の「AQUOS PAD」である。

 今回発表された端末の最大の特徴は、800MHz帯で10MHz幅を使って展開する下り最大75Mビット/秒のLTE通信に対応すること。さらに、10機種中8機種がNFCのリーダー/ライター機能を搭載した。同機能を搭載していないのは、G'zOne TYPE-LとGALAXY SIII Progreだけである。この2機種はFeliCaのリーダー/ライター機能は搭載しており、おサイフケータイ機能を使うことが可能である。なお、同日行われたKDDIの冬モデル発表会ではNFCに関連したサービスの発表はなかった。NTTドコモは2012年10月11日に開催した冬モデル発表会で5機種のNFC対応スマートフォンを発表し、海外での決済や機器連携機能に活用するなど、積極的に利用する姿勢をみせた(関連記事2関連記事3)。