スマートフォンを握ってロックを解除したところ
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実演で可能だった操作の一覧
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実際に検知した圧力を表示するデモ・プログラム
実際に検知した圧力を表示するデモ・プログラム
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四隅を持ってカメラを起動したところ
四隅を持ってカメラを起動したところ
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 NTTドコモは、2012年10月2~6日に幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN 2012」で、スマートフォンの新しいユーザー・インタフェース(UI)である「Grip UI」を参考出展した。ユーザーがスマートフォンを握る力と場所を検知することで、さまざまな操作を実現できる。電車でつり革につかまっているときや荷物が多いときなど、タッチ・パネルの操作が難しい状況で有用だとする。

 実演には、側面と背面に合計272素子の圧力センサを組み込んだスマートフォンを使用した。側面の前面寄りと背面寄り、背面の上部にセンサを配置している。ただし、今回の実演には背面のセンサは使用していないという。

 スマートフォンがスリープ状態のときに全体を握ることで、復帰およびロックの解除を行うことができた。上部を握ることでWebブラウザーを起動し、下部を握り直して画面上を指でスワイプすることで、新規検索やブックマークの表示ができる。カメラを構えるように四隅を持つことで、カメラが起動する。