図1 ミラーレス・カメラ「FUJIFILM X-E1」に「FUJINON XF 18-55mm F2.8-4 R LM OIS」を装着した状態
図1 ミラーレス・カメラ「FUJIFILM X-E1」に「FUJINON XF 18-55mm F2.8-4 R LM OIS」を装着した状態
[画像のクリックで拡大表示]

 富士フイルムは、同社が展開するミラーレス・カメラ向けの交換レンズを2本追加することを発表し、世界最大級のカメラ関連の展示会「photokina 2012」(開催期間2012年9月18~23日、ドイツ・ケルン)で公開した(図1)。

 同社が展開するミラーレス・カメラは、2012年2月に販売を開始した「FUJIFILM X-Pro1」とphotokina 2012に合わせて発表された「FUJIFILM X-E1」の2機種がある( Tech-On! 関連記事)。交換レンズ接続規格(マウント)は、X-Pro1と同じ「Xマウント」。Xマウントのレンズは既に3本製品化されている(図2)。

 今回発表した交換レンズは、「FUJINON XF 18-55mm F2.8-4 R LM OIS」と「FUJINON XF 14mm F2.8 R」の2本。米国では2012年11月に販売を開始する。

 FUJINON XF 18-55mm F2.8-4 R LM OISは、Xマウント向けの交換レンズでは初めてとなるズーム・レンズ。35mm判換算で27~84mm相当の標準ズーム品。開放F値はF2.8-4と明るい。オートフォーカス(AF)用に、2個のリニア・モータを搭載する。手ブレ補正機構「OIS」も初めて採用した。価格は699.95米ドルの予定。

 FUJINON XF 14mm F2.8 Rは単焦点レンズで、35mm判換算で21mm相当の超広角品。最短撮影距離は18cm。鏡胴に距離目盛りと被写界深度目盛りを設けている。価格は899.95米ドルの予定。

図2 交換レンズのロードマップ。2013年にはさらに5本追加する計画である
図2 交換レンズのロードマップ。2013年にはさらに5本追加する計画である
[画像のクリックで拡大表示]