図1 1型と比較的大きい約1000万画素の「AR1011HS」
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図2 1/2.3型で約1800万画素の裏面照射型品「AR1820HS」
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図3 Aptina Imaging社 Vice President & General Manager Consumer Camera Business UnitのSandor Barna氏
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米Aptina Imaging社は、世界最大級のカメラ関連の展示会「photokina 2012」（開催期間2012年9月18～23日、ドイツ・ケルン）に合わせて、二つのCMOSイメージ・センサの新製品を用意した。1型と比較的大きい約1000万画素の「AR1011HS」と、1/2.3型で約1800万画素の裏面照射型品「AR1820HS」である（図1、2）。
新製品の特長や開発の背景にあるデジタル・カメラ業界について、Aptina Imaging社でデジタル・カメラ向け事業を統括するSandor Barna氏（Vice President & General Manager Consumer Camera Business Unit）に話を聞いた（図3）。
――新製品の話を聞く前に、前回の「phtokina 2012」で発表したAPS-Cサイズ品の状況を知りたい（ Tech-On! 関連記事）。
残念ながら量産には至っていない。2年間の発表時点では二つほどのプロジェクトが走っており、「2011年第1四半期には量産を開始する」と発表していたが、市場動向や製品開発のタイミングなどもあり、まだ採用製品が登場していないのが現状である。だが、当時指摘されていた技術面や製造面での課題は既に解決しており、要望があればいつでも量産できる体制にある。
――今回披露した1型品は、APS-Cサイズ品とは狙う市場や見通しは違うのか。
