図1 コンパクト型デジタル・カメラの高級機「STYLUS XZ-2」
図1 コンパクト型デジタル・カメラの高級機「STYLUS XZ-2」
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 オリンパスは、コンパクト型デジタル・カメラの高級機「STYLUS XZ-2」を世界最大級のカメラ関連の展示会「photokina 2012」(開催期間2012年9月18~23日、ドイツ・ケルン)で公開した(図1~4)。2011年2月に発売した「OLYMPUS XZ-1」の後継に当たる機種である。

 XZ-1からの大きな変更点は、撮像素子をCCDからCMOSイメージ・センサに変更している点。XZ-2では、有効1200万画素で1/1.7型の裏面照射型CMOSイメージ・センサを採用した。XZ-1のCCDは1/1.63型で有効1000万画素だった。

 光学レンズは焦点距離が28~112mm相当(35mm判換算)の4倍ズームで、F1.8~2.5である。この仕様は、XZ-1を踏襲した。レンズの周囲にはコントロール・リングを配置する。

 背面の液晶ディスプレイは3型で92万画素の可動式品である。無線LANは搭載していないが、無線LAN機能を持つメモリ・カード「FlashAir」「Eye-Fi」に対応する。

 グリップ部は着脱が可能で、別売りのグリップを装着して着せ替えることもできる。外形寸法は113mm×65.4mm×48mmで、充電池やメモリ・カードなどを含む質量は346g。

図2 外形寸法は113mm×65.4mm×48mm
図2 外形寸法は113mm×65.4mm×48mm
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図3 後ろから
図3 後ろから
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図4 カット・モデル
図4 カット・モデル
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