記者発表で新端末を発表する、ソニーCEOの平井一夫氏
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IFA 2012に出展したVAIO Duo 11
IFA 2012に出展したVAIO Duo 11
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VAIO Tap 20
VAIO Tap 20
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 ソニーは、米Microsoft社の次期OS「Windows 8」(x86版)を搭載した薄型ノート・パソコン(Ultrabook)を2012年10月末から世界各地域で順次発売する(関連リリース1)。タッチ入力やペン入力に対応するフルHD(1920×1080画素)対応の11.6型液晶ディスプレイと、スライド式キーボードを搭載しており、タブレット端末としても利用できる。NFC(near field communication)機能も搭載した。8月31日に開幕するIFA 2012に同端末を出展する。

 ソニーが発売するのは、VAIOシリーズの新製品「VAIO Duo 11」。ソフトウエア基盤には、Windows 8またはWindows 8 Proを採用する。マイクロプロセサは、米Intel社の「Core i7-3517U」などを搭載する。ストレージは、125Gバイトまたは256GバイトのSSDである。外形寸法は、320mm(幅)×199mm(奥行き)×17.85 mm(厚さ)。重さは約1.3kg。

 ソニーはWindows 8搭載端末として、この他にVAIOシリーズの新製品「VAIO Tap 20」を2012年10月末から世界各地域で順次発売する(関連リリース2)。20型の液晶ディスプレイと一体化したパソコンで、10点のマルチ・タッチに対応する。家族でゲームを楽しむ用途などに適するという。