米Semtech Corp.は、受信時の消費電流が9.3mAと低いRFトランシーバIC「SX1232」を発売した。対応する周波数帯域は868MHz帯と915MHz帯である。前者は、欧州で利用される「EN 300 220-1」規格、後者は北米で利用される「FCC Part 15」規格に準拠する。このほか、「ARIB T96/108」規格や「IEEE8021.15.4g」規格にも対応可能とする。ターゲットとする用途は、自動メーター検針システムや無線センサー・ネットワーク、ホーム/ビルディング・オートメーション機器、無線アラーム/セキュリティ機器などである。
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