米Avago Technologies Ltd.は、-40~+105℃の温度範囲における消費電力が18mW(最大値)と低い、データ伝送速度が10Mボー(baud)のフォトカプラ「ACNW261L」を発売した。入出力間の絶縁電圧は+5kVrmsである。同社によると、「10Mボーに対応したフォトカプラの中で、消費電力が最も低い」という。RS-485やCANバス、I2Cバスの絶縁や、マイクロプロセサ用システム・インタフェースの絶縁、A-D/D-A変換回路の絶縁などに向ける。具体的なアプリケーションとしては、再生可能エネルギー機器や産業用電子機器、医療用電子機器、計測器などを挙げている。
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