韓国Samsung Electronics社は、「COMPUTEX TAIPEI 2012」の同社ブースにおいて、Windows 8を搭載したパソコンを多数展示した。キーボード部分とディスプレイ部分を分離できるタイプやコンバーチブル型、スレート型などである。

キーボード分離タイプ

 まずは台湾ASUSTek社などが先鞭を付けたキーボード部分を分離できるタイプ「SERIES7 Hybrid」「SERIES5 Hybrid」である。Samsung社のブースにあったWindows 8搭載機の中でも、これらの機種だけは透明ケースに入れられており、来場者が触れられないようになっていた。詳細なスペックも不明である。

 

図1 キーボード部分を分離可能な「SERIES7 Hybrid」
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図2 横から見た状態
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図3 同じくキーボード部分を分離可能な「SERIES5 Hybrid」
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スレート型タイプ

 こちらは2011年9月の米Microsoft社の開発者向けカンファレンス「build」において、参加者向けに配布された端末と同じものとみられる(Tech-On!関連記事)。

 厚さは12.9mm、重さは860g、電池駆動時間は6.1時間である。ワコムのデジタイザを搭載しており、ペン入力が可能である。Bluetoothキーボードも付属する。

図4 スレート型の「SERIES7 SLATE」。2011年
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27型のオールインワン・タイプ

 27型の画面を搭載した「SERIES7 27”」も展示した。解像度は2560×1440で、10点のマルチタッチに対応する。画面外側からのスワイプを多用するWindows 8のタッチ・ジェスチャー操作を妨げないよう、画面と額縁部分に段差のない平坦なデザインとなっている。

図5 「SERIES7 27”」
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図6 10点のマルチタッチに対応
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コンバーチブル型

 こちらはディスプレイ部分を360度回転させることが可能なコンバーチブル型「SERIES5 ULTRA Convertible」である。通常のクラムシェル型として使ったり、回転させてタブレット型として使ったりできる。

図7 「SERIES5 ULTRA Convertible」。一見すると通常のクラムシェル型。
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図8 ディスプレイ部分を回転させるとタブレット端末のようになる
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図9 こちらはタッチ操作対応のオーソドックスなWindows 8機
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