米Texas Instruments Incorporated(TI)は、電源用インダクタを内蔵したLEDドライバ・モジュールを2品種発売した。最大出力電力が14Wの「TPS92550」と23Wの「TPS92551」である。14W出力品は最大10個のLED素子を直列に接続したストリングを、23W出力品は最大16個のLED素子を直列に接続したストリングを駆動できる。電源用インダクタのほか、LEDドライバ制御ICやスイッチング素子、ショットキ・バリア・ダイオードなどを内蔵した。電流検出抵抗や位相補償回路などを外付けで用意する必要はない。このため同社は、「LEDドライバ回路を簡単に短時間で設計できる」としている。一般照明器具や机上ランプ、装飾用ランプ、街灯、スポット・ライトなどに向ける。
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