人材サービス会社のランスタッド(東京都千代田区)は、「エンプロイヤーブランド・企業魅力度」調査を実施し、1位はソニーだったと発表した(ニュースリリース)。ランスタッドは、世界43カ国で人材サービスを提供するオランダRandstad Hording N.V.グループの日本法人。同社グループは1999年から「Ranstad Award」として国ごとに企業魅力度調査を実施しており、2012年は日本でも初めて開催した。

 上位10社にはソニー(1位)、パナソニック(3位)、任天堂(6位)、シャープ(9位)と、エレクトロニクス関連メーカーが4社入った。首位のソニーは、幅広い層からの支持を受け、特に35歳未満の若い世代にエンプロイヤー・ブランドが浸透しているという。なお、同社は2012年にスペインでも1位を獲得している。一方、自動車メーカーではホンダの18位が最高だった。

日本開催の「Ranstad Award 2012」上位20社
出典:ランスタッド
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 調査は2012年2月、18~65歳の男女8004人に、国内企業145社について「社名を知っているかどうか」と「その企業で働きたいかどうか」を問い、評価をまとめた。調査対象は、連結ベースで従業員数1000人以上の企業から売り上げ順で選定し、また「それらに準じる有力企業」を含めたという。