家電・モバイル ボリュームゾーンの最新動向を知る
 

SCEが新レコーダー「nasne」を発表、ゲーム機やスマートフォン、パソコンと連携

根津 禎=日経エレクトロニクス
2012/04/17 22:35
印刷用ページ
nasneの外観
nasneの外観
[クリックすると拡大した画像が開きます]
nasneの背面
nasneの背面
[クリックすると拡大した画像が開きます]
nasnenの同梱物
nasnenの同梱物
[クリックすると拡大した画像が開きます]

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、500GバイトのHDDと、地上/BS/110度CSデジタル・チューナーを搭載した「nasne(ナスネ)」を2012年7月19日に日本で発売する(発表資料)。希望小売価格は1万6980円である。同社はnasneを「ネットワークレコーダー&メディアストレージ」と呼ぶ。nasneという名称は、「NAS(network attached storage)に由来する」(同社 広報部)という。本体の外形寸法は189mm×136mm×43mmで、質量は約460gである。

 SCEは、据え置き型ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」用地デジ視聴・録画キット「torne(トルネ)」を2010年3月から販売している(Tech- On!関連記事)。torneとの大きな違いは、ソニーのパソコン「VAIO」やタブレット端末「Sony Tablet」、スマートフォン「Xperia」などでも、テレビ番組の視聴や録画予約が可能な点である。加えて、搭載するチューナーの種類も異なる。torneは地デジ・チューナーだけだった。

 nasne本体を家庭内ネットワークに接続することで、PS3のtorneやVAIO用の視聴・録画アプリケーション(アプリ)「VAIO TV with nasne」を使って、地上/BS/110度CSデジタル放送の番組を視聴・録画できる。

PS3とVAIOの他、SCEの携帯型ゲーム機「PS Vita」、Sony TabletとXperiaでも、nasneを通じて録画した番組を共有できるという。また、DTCP-IPストリームを2本同時に送信することで、放送中の番組や録画した番組を家庭内において二つの機器で同時に視聴できるとする。

ソネットエンタテインメントが提供する「Gガイド.テレビ王国CHANTORU」とも連動しており、外出先からPS VitaやVAIO、Sony Tablet、Xperiaなどから家庭内にあるnasneにアクセスし、テレビ番組の録画予約を実行できる。

このほか、動画や画像、音楽などのコンテンツをnasne内のHDDに保存し、家庭内ネットワーク上にある各種DLNA対応機器と共有可能である。外付けHDDを接続することで、ストレージ容量を拡張できる。

各機器にアプリを提供


PS3に関しては、今後提供予定であるtorneのver4.0をインストールすることで、LAN経由でテレビ番組の視聴・録画が可能になる。PS3に最大4台までnasneを登録してテレビ番組を同時録画できる。torne内の地デジ・チューナーを利用すれば、5番組同時録画も可能になるという。

 PS Vitaでは、2012年内に提供予定の専用アプリ「torne for PS Vita」(仮称)を利用することで、無線LAN経由でテレビ番組の視聴・録画予約などを行える。

VAIOでも、無線/有線LAN経由でテレビ番組の視聴・録画予約などを行える専用アプリ「VAIO TV with nasne」を無償で提供予定。加えて、同アプリは以下の三つの機能を備える。第1に、光ディスク(Blu-ray Disc/DVD)やVAIO本体のストレージ(HDD/SSD)へ録画番組を書き出すことができる。第2に、家庭内ネットワーク上に最大8台のnasneを登録し、8チャンネルの同時録画が可能である。第3に、キーワードによる番組検索機能を搭載する。

 Sony TabletやXperiaでは、無線LAN経由で放送中のテレビ番組と録画番組を視聴できる他、Gガイド.テレビ王国CHAN-TORUを利用して外出先からテレビ番組の録画予約を行える。

 なお、nasneの登場に伴い、「torneはアプリケーション、nasneはハードウエア」(SCE 広報部)という位置付けになる。また、torneの公式キャラクター「トルネフ」のつぶやきによれば、nasneが発表された2012年4月17日は「茄子の日」だという(トルネフのサイト)。

コメントする
コメントに関する諸注意(必ずお読みください)
※コメントの掲載は編集部がマニュアルで行っておりますので、即時には反映されません。

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

Follow Us

  • Facebook
  • Twitter
  • RSS

お薦めトピック

日経テクノロジーオンラインSpecial

記事ランキング