• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

HOMEエレクトロニクス機器 > 【新しいiPad分解 その3】面積も厚さも増えた2次電池

【新しいiPad分解 その3】面積も厚さも増えた2次電池

  • 日経エレクトロニクス分解班
  • 2012/03/21 17:46
  • 1/1ページ
新しいiPad(左)とiPad 2(右)の内部構造の比較。メイン基板の左側の空きスペースが新しいiPadでは狭くなり、その分、2次電池の面積が拡大しているのが分かる。なお、この新しいiPadはWi-Fi+4Gモデルなので、メイン基板の上部に携帯通信用の回路がある。新しいiPadのWi-Fiモデルでは、iPad 2のWi-Fiモデルと同様にこの部分は空きスペースになっている
新しいiPad(左)とiPad 2(右)の内部構造の比較。メイン基板の左側の空きスペースが新しいiPadでは狭くなり、その分、2次電池の面積が拡大しているのが分かる。なお、この新しいiPadはWi-Fi+4Gモデルなので、メイン基板の上部に携帯通信用の回路がある。新しいiPadのWi-Fiモデルでは、iPad 2のWi-Fiモデルと同様にこの部分は空きスペースになっている
[画像のクリックで拡大表示]
iPad 2の電池(左)と新しいiPadの電池(右)
iPad 2の電池(左)と新しいiPadの電池(右)
[画像のクリックで拡大表示]
明らかに長くなっている
明らかに長くなっている
[画像のクリックで拡大表示]
厚さを比べたところ。下が新しいiPadの電池、上がiPad 2の電池
厚さを比べたところ。下が新しいiPadの電池、上がiPad 2の電池
[画像のクリックで拡大表示]

その2から続く)

 液晶パネルを外したiPad 2と新しいiPadを並べて比べてみる。違いは一目瞭然だ。iPad 2ではメイン基板の左側に細長い空間が空いていたが、新しいiPadではこの空間が狭くなっている。その分、2次電池の幅が広がっている。「内部はもうほとんど電池ですね」。分解に立ち会っていた記者がつぶやいた。

 すぐ分かる違いはほかにもあった。iPad 2では電池を横切るように同軸ケーブルが左右に走っており、メイン基板と右側のサブ基板をつないでいた。サブ基板には背面カメラ・モジュールや加速度センサ、角速度センサなどが搭載されていた(Tech-On!の関連記事)。

 これに対し新しいiPadでは、背面カメラも前面カメラなどと同様に上部のフレキシブル・ケーブルで接続されるように変更されていた。このため、電池の間を走る同軸ケーブルはなくなっていた。こちらの方が明らかに合理的な構造だ。

 2次電池の容量は、iPad 2では25Whだった。電圧は3.8Vなので、電流換算では約6580mAhの容量になる。一方、新しいiPadの電池の表面には「3.7V、43.0Whr、11560mAh」と記されていた。約76%もの容量増加だ。電池駆動時間はiPad 2と新しいiPadとでほぼ同じなので、新しいiPadは消費電力が相当増えていると考えられる。

 電池単体でも比べようと、筐体から電池を取り外した。iPad 2や新しいiPadでは、電池は強力な両面テープで裏ぶたにしっかり固定されている。Liイオン2次電池をヒートガンで温めるのは危険なので、ヘラだけが頼りだ。なるべく電池にダメージを与えないようにはがしていったが、それでもかなり無理をしなければ外れなかった。

 電池を横に並べてみると、新しいiPadの電池の方が明らかに長くなっているのを確認できた。面積だけでなく、厚さも増していた。

 次はメイン基板の比較だ。大きさはあまり変わっていないが、形は少し変わっていた。基板を取り外したところ、さらに大きな違いがあることが分かった。

その4に続く)

トップページへ

おすすめ ↓スクロールすると、関連記事が読めます↓