自動車技術会の共同研究センターに、電装品と機構の制御に関するシミュレーション・モデルを企業間で流通させる目的で「国際標準記述によるモデル開発/流通検討委員会」が発足する。メンバーによる最初の会合を2012年3月1日に京都・同志社大学で開催した。IEEE(米国電気電子学会)やIEC(国際電気標準会議)の規格になっている記述言語VHDL-AMSを用いて、機械・電気・ソフトにまたがるシステムのシミュレーション・モデルの「標準形式」を決めて、これを企業間でやりとりしようというもの。既に電気学会において、主として電気設計の立場で同様の活動が続いていたが、メンバーと活動範囲を機械設計側に拡大し、自動車分野の活動とするため自動車技術会の委員会とする。委員とオブザーバは合わせて40人以上になる。
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