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【MWC】高性能・低価格タブレット端末を武器に新興国を攻略―MIPS担当者

  • 中道 理=日経エレクトロニクス
  • 2012/03/02 09:34
  • 1/1ページ
米MIPS Technologies社Principal Architect, MobileのAmit Rohatgi氏
米MIPS Technologies社Principal Architect, MobileのAmit Rohatgi氏
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 「新興国では安価でありながらも、高性能なタブレットやスマートフォンが求められている。まずここを狙うことでモバイルの分野を開拓する」。米MIPS Technologies社Principal Architect, MobileのAmit Rohatgi氏は2012年3月1日、「Mobile World Congress 2012」の会場において日経エレクトロニクスの取材に応じ、このように語った。

 現在、ほぼすべてのスマートフォンにはARMアーキテクチャに基づいたアプリケーション・プロセサが使われている。これがMIPSをスマートフォンに浸透させる壁となっている。AndroidのNDK(native development kit)を使って開発されたアプリケーション・ソフトウエアは、ARM用のバイナリ・プログラムを含むため、そのままでは動作しない。

 これに対して、Rohatogi氏は新興国ではあまり大きな問題ではないとした。当面の主要ターゲットである新興国ではタブレット端末やスマートフォンは「Android Market」ではなく、独自のマーケットと組み合わせて提供される場合が多いため、アーキテクチャの違いを気にしないからである。さらに、ノルウェーOpera Software社を始めとしてゲーム開発会社などが既にMIPS版Androidアプリの開発に乗り出しているため、ソフトウエアは今後充実してくるという。

 これを後押しするために、中国AINOVO社とともに「Novo7 Paladin」という79米ドルのタブレットを開発している。さらに、HDMIやマルチ・タッチ・センサを持つ次世代品も開発済みで115ドル程度で2012年第2四半期にも出荷を開始できるという。

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