MWC 2012が薄曇りの空の下、開幕した
MWC 2012が薄曇りの空の下、開幕した
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Samsung社とLG社のメイン・ブースは同ホール内に設置されている
Samsung社とLG社のメイン・ブースは同ホール内に設置されている
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いたるところに「Ericsson」、そして「Nokia」の文字がある
いたるところに「Ericsson」、そして「Nokia」の文字がある
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Ericsson社の巨大ブース内部。中には専用ミーティングスペースのほか、カンファレンス会場、カフェテリアもある
Ericsson社の巨大ブース内部。中には専用ミーティングスペースのほか、カンファレンス会場、カフェテリアもある
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ソニーのブースはEricsson社と同ホール内にある
ソニーのブースはEricsson社と同ホール内にある
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報道陣や参加者であふれるNokia社のブース
報道陣や参加者であふれるNokia社のブース
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ホール4にあるSamsung社のブースには、スマートフォン関連デバイスなどが陳列されているもようである
ホール4にあるSamsung社のブースには、スマートフォン関連デバイスなどが陳列されているもようである
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 モバイル業界で世界最大級のイベント「Mobile World Congress 2012」が、2012年2月27日に開幕した。開催初日の月曜日から、会場はスーツ姿のビジネス・パーソンでごった返している。噂されていた交通機関の大規模ストライキが回避されたことで、目立った混乱もなく進行しているようだ。

 MWCでは、モバイル業界のライバル企業があえて隣接した場所にブースを設置し、覇を競う。今年も、大手企業がひしめく「ホール8」では韓国Samsung Electronics社と韓国LG Electronics社が目と鼻の先にそれぞれのブースを設けた。

 会場の一番奥には、向かって左側にスウェーデンEricsson社およびソニーが陣取り、向かって右側にはフィンランドNokia社が多数の旗をたなびかせている。その周囲には中国Huawei社や台湾HTC社、フランスAlcatel-Lucent社などが巨大ブースを構える。

 MWCでは展示もさることながら、活発な商談も同時に行われる。特に、多数の企業がミーティング・ルームを保有する「ホール4」には、表には出せない次世代の戦略商品や部品、ソフトウエア・アプリケーションなどを展示しながら、将来のビジネスに関する話し合いが進められているようだ。