Galaxy Note 10.1の実機を、ブース内に多数配置した
Galaxy Note 10.1の実機を、ブース内に多数配置した
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10.1型でWXGA(1280×800画素)のTFT液晶パネルを備える「Galaxy Note 10.1」
10.1型でWXGA(1280×800画素)のTFT液晶パネルを備える「Galaxy Note 10.1」
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10.1型のGalaxy Tab 2
10.1型のGalaxy Tab 2
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7型のGalaxy Tab 2
7型のGalaxy Tab 2
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Galaxy Ace Plus
Galaxy Ace Plus
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Galaxy mini 2は3.27型と小型のディスプレイを搭載
Galaxy mini 2は3.27型と小型のディスプレイを搭載
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 韓国Samsung Electronics社は、従来の5.3型から大幅に画面サイズを拡大した10.1型の「Galaxy Note 10.1」を開発、MWC 2012の会場で初公開した。

 専用のペンで手書き入力できることで人気の「Galaxy Note」の大画面版となる。さらに、「Galaxy Tab」の次世代版「Galaxy Tab 2」を2品種発表するなど、タブレット端末を積極展開する姿勢を示した。会場ブースでは、Galaxy NoteおよびGalaxy Note 10.1を中心に配置し、ペン入力できる端末の魅力をアピールしようと、似顔絵を描くコーナーまで設置している。

 Galaxy Note 10.1は、10.1型でWXGA(1280×800画素)のTFT液晶パネルを備え、最大動作周波数が1.4GHzのデュアルコア構成のマイクロプロセサで駆動する。ソフトウエア・プラットフォームには、米Google社の「Android 4.0(開発コード名「Ice Cream Sandwich」)」を採用する。外形寸法は256.7 mm×175.3mm×8.9 mmで、重さは583g。容量が7000mAhと、大容量のLiイオン2次電池を搭載する。

 Galaxy Tab 2は、TFT液晶パネルの画面サイズが10.1型と7型の2品種を用意した。こちらもAndroid 4.0を採用するが、マイクロプロセサの最大動作周波数は1GHzである。同社は先日、7.7型の有機ELパネルを用いる「Galaxy Tab 7.7」も発表しており、会場ではこれらを並べて展示している。

 このほかSamsung社は、スマートフォンの新機種として、最大動作周波数が800MHzのデュアルコア・プロセサで駆動する「Galaxy Ace 2」や、3.27型と小型ディスプレイを搭載する「Galaxy mini 2」、プリインストールしたゲーム機能などを特徴とする「GALAXY S WiFi 4.2」、さらに「Galaxy S Advance」などを展示した。ハイエンドからミッドレンジ、またローエンドに近いものまで、Galaxyシリーズの裾野の広さを誇示していた。