高速無線インタフェースの業界団体「WiGig(The Wireless Gigabit Alliance)」は、同団体の主導企業(Board of Directors)として、中国Huawei Technologies社が新たに加わることを明らかにした(発表資料)。

 WiGigは、パソコンやテレビ、スマートフォンなどのデジタル家電機器間を、60GHz帯の高速無線インタフェースで接続するための伝送仕様策定を目指した業界団体。無線通信仕様のMAC層および物理層を規定している。

 WiGigの主導企業には既に、米Intel社や米Broadcom社、米Cisco Systems社、米Qualcomm Atheros社など、無線LAN業界の大手メーカーが名を連ねている。同団体は、2012年2月27日からスペイン・バルセロナで開催される「Mobile World Congress 2012」において、会員企業各社の開発事例などを個別に紹介する予定としている。